【石塚さんのコラム】資格取得でなりたい自分へ
先日、キャリアコンサルタント養成講座で学んだ仲間との会合がありました。
幹事が出した近況報告のお題は「キャリコン(キャリアコンサルタントの略称)とわたし」でした。お題に沿って近況をシェアしたところ、みなさんそれぞれ、自分のキャリアを着実に積まれていることが分かりました。
定年後に資格を取得し、着実にキャリコンの実務に取り組んでいる方や、コーチや研修講師としての肩書きにキャリコンを加えている方、臨床心理士として活動している方など、みなさんが「なりたい自分」に向かって一歩ずつ進んでいる姿を見て、資格取得はゴールではなく、新たなキャリアの始まりだと痛感しました。
私は現在、メンタルヘルスの知識を深めるために、資格取得を後押しする会社の制度を利用しながら、リカレント教育の真っ只中にいます。そのため、一歩先を行くみなさんの姿を見て、身近にロールモデルを見つけたような気持ちになりました。
私は会社で衛生管理者*として職場の健康と安全を守る役割を担っていますが、キャリコンの資格も取得したので、働く人々が自分らしいキャリアを築けるようサポートしたいと考えています。そして、さまざまな問題を抱える人々にも寄り添いながら、誰もが安心して働ける職場環境を作り上げることを目指しています。学びを続ける中で、進むべき方向が明確になってきました。
*労働安全衛生法に基づいて定められた国家資格。事業場の衛生全般を管理する専門家。
株式会社マン・マシンインターフェース
石塚 聡子
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