サポーターコラム

【川勝さんのコラム】多様な視点から見た女性の働き方とキャリアの未来

こんにちは。株式会社アーレスティの川勝です。
今回は女性の働き方と活躍についてディスカッションする機会があり、その時のことをご紹介したいと思います。

ダイカストの基礎を学び、女性の働き方を学ぶ

9月に一般社団法人日本ダイカスト協会様が主催する「女性社員ダイカストセミナー」にパネリストとして参加させていただきました。ダイカスト業界に関わる女性社員を対象に、ダイカスト*の基礎を学び、女性の働き方の事例に触れながら交流することができるプログラムです。今回は私を含めた4名のパネリストが女性の働き方について5つのテーマでディスカッションしました。

*溶かした金属を精密な金型に高圧で押し込み、寸法制度が高く表面がなめらかな製品を短時間で大量生産する方法。またこの方法で製造された製品もダイカストと呼ばれる。

<ディスカッションテーマ>

  • ◆モノづくりの現場でジェンダーダイバーシティを進める意義
  • ◆女性がモノづくりの世界で輝くためには
  • ◆女性がリーダーシップを取るメリットと克服すべき課題
  • ◆女性管理職比率などの数値目標設定について
  • ◆10年後、日本の女性活躍は進んでいるか

 

<ゴール>
参加者が女性活躍や自分が期待されていること、働き方についてたくさん気づきを持ち帰ることができる時間にする

臨場感を大切にしたいという狙いから、トークテーマはすべてその場の対話からピックアップされるサプライズ演出で進められ、笑いが絶えない和やかな雰囲気の中、意見交換・議論が活発に行われました。

交流から生まれた成長の予感

「女性がリーダーシップを取るメリットと克服すべき課題」というテーマの中で、リーダーが部下に積極的に関わり、意見に耳を傾け、そのうえで組織の目標達成に向けた主体的な行動を促す「サーバントリーダーシップ」についてお話ししたところ、
受講者の方から

  • 「そういうやり方もあるんだ」
  • 「リーダーシップスタイルも自分に合うものがあるかもしれない、と上司からのリーダー打診を少し前向きに捉えられた」
    などのコメントをいただきました。

「リーダーシップ」に対する先入観が、不安になったり踏み出せないことの一つの要因になっているということに気づき、ポジションや役割を果たすための手段にも選択肢や多様性があることを具体的に示すことができれば、個人を支援することにつながると感じました。

今回のセミナーへの参加で、キャリアアップに前向きな多くの女性と出会うことができました。また、ダイバーシティ推進を職務とする私自身にとって多くの学びがあり、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の重要性を改めて認識することができました。

アーレスティは国内グループの女性従業員比率が15%弱とまだまだ発展途上ではありますが、ジェンダーフリーに活躍でき、誰もが自分らしくリーダーシップを発揮できる環境であるよう仲間や会社と一体になって全力で取り組んでいきたいと思います。

このような学びと交流の場に参加すると、いつもたくさんのご縁と新しい発見があります。女性従業員のキャリアアップ応援事業でも毎回、業界・業種を超えてたくさんの方と交流させていただいています。
次回11月2日「☆学びと交流の場<フォローアップセミナー>」にキャリア・サポーターとして参加予定です。そこで皆様とお会いできることを楽しみにしています。


▲女性社員ダイカストセミナーの様子

 

株式会社アーレスティ https://www.ahresty.co.jp/

川勝 綾乃 さん


TOKYO Women’s キャリア・サポーターとは

都内の企業で管理職として働くメンバーが参加し、女性ならではの視点や、発想を活かした取り組みやマネジメント、悩みや不安をどう解消しているか等、管理職としての日常を発信していきます。是非キャリア・サポーターの日常をのぞいて、あなた自身のキャリア形成のヒントにしてみてください。

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\ 11/21(火)開催/

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\ 11/2(木)開催/

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※ 働く女性キャリアステップ応援塾 受講者対象

 

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